まずは、「鬱になりそうだ」にならないためにも、普段から自分に合った<気分のリセット法>を見つけておくことが大事ではないでしょうか。
<気分のリセット法>は人によって様々ですが、五感に届きやすい方法を考えてみましょう!
五感を刺激することで脳がリフレッシュされ疲労を軽減する効果があるといわれています。
五感とは、視覚(目)・聴覚(耳)・味覚(舌)・嗅覚(鼻)・触覚(皮膚)ですね。
たとえば・・・
視覚:郊外に出かけ自然いっぱいの景色を満喫する(+嗅覚)、好きな画家の絵を観に美術館へ行く
聴覚:散歩をしながら川のせせらぎ音をきく、好きな音楽を鑑賞する
触覚:自分にとって肌ざわりのよい服、布団、ぬいぐるみ、ペットに触る
嗅覚:アロマ、お香など自分にとって心地よい香りをかぐ
味覚:「おいしい」と思わず声が出るような料理を味わう。
高価な料理というものではなく、心が落ち着くような味わいのある食事など。
季節感のある和菓子や、スイーツをゆっくりと味わう。
生活の中で、「イライラ」「不満」などの衝動的な思考を何度も繰り返していると、ストレスホルモンが長期間分泌され、「うつ病」症状があらわれてくるといわれています。
「すべきこと」は、そのような思考を繰り返さないようにすることですね。
たとえば・・・
・ゆっくり呼吸法:ストレスを抱えているときは呼吸が浅くなっています。腹式呼吸で全身に酸素を送ってあげましょう。細く長くゆっくり口から息を吐き、鼻から素早く吸う
呼吸することだけに集中しましょう!
・速足ウォーキング:歩くことに集中することで頭の中を空っぽにしましょう!
・お笑いや落語の世界に入って思いっきり笑う:自律神経のバランスを整え、免疫力を高める効果があります
・気の置けない友人との時間をもつ:おしゃべりの中にいつもの自分の視点や考え方とは違うことが見つかり、気持ちの切り替えにつながることがあるものです。「新鮮な風」を感じて気持ちが軽快になるかもしれませんね。
ストレスを感じていると、身体面・心理面・行動面に反応が表れますが、まずは「いつもの自分とは違うな」に気づくことでしょうか、特に食欲と睡眠に関しては大事です。
うつ病になると以下の症状が表れます。セルフチェックの参考にしてみてください。
厚生労働省HPにあるストレスセルフチェックは、自動でコメントやアドバイスも提案してくれるサイトですので、利用してみるのも良いかもしれません。
5分でできる職場のストレスセルフチェック|こころの耳:働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト (mhlw.go.jp)
癒しの音楽やビデオ、YouTubeなどご自分が楽しめるものあればいいですね。音楽、ビデオなどについては、感じ方に個人差がありますが、絵本を手に取ってみることはお勧めかもしれません。絵本は押し付けてこないところが、それぞれのストライクゾーンに入りやすいのかもしれません。